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インタビュー

伊勢丹新宿スタッフに聞く売れているCBDとは?専門スタッフが語る品質の違い
2025.01.29
伊勢丹新宿スタッフに聞く売れているCBDとは?専門スタッフが語る品質の違い

はじめに

 

流通が加速する中で、形も内容も多様化しているCBD。その選び方として最も重要なことは「安全性」と「透明性」だということをご存知ですか?

品質審査の厳格な百貨店の最高峰・新宿伊勢丹が展開しているCBDブランドは、日本で500以上あるブランドのうちたった6ブランド。hemptouch(ヘンプタッチ)ENDOCA(エンドカ)HEMPMEDS(ヘンプメッズ)BEEMINE(ビーマイン)Elixinol(エリクシノール)HEMPS(ヘンプス)が本館地下2階ビューティアポセカリーとメンズ館1階店頭に並んでいます。

 

数あるCBD製品の中で初めて挑戦する時、まず大きな壁になるのが「どれを選べばいいのか?」ということだと思います。

 

今回は、現場で商品をご案内するヘンプナビ3名のスタッフにインタビュー。唯一の店舗でお客様ひとりひとりに向き合う彼女たちのリアルボイスを伺いました。店頭に足を運べない方にも参考にしていただけたらと思います。

 

スタッフ紹介

 

MAIさん

お気に入りのアイテムはBeeMine(ビーマイン)のリカバリーバーム。音楽、歌うことが好き。健康面では栄養・睡眠・運動と基本的なこと大切にしているが、なかなか思うようにいかないことも。基本的には健康だが、忙しくなると肩こりやむくみなどがあらわれるのが悩み。美容面では年齢が上がるにつれて乾燥、しわ、たるみなどが気になってきていて、最近はアンチエイジング製品に興味があるそう。

 

MIKAさん

お気に入りのアイテムはhemptouch(ヘンプタッチ)のCBDスプレーチョコレートフレーバー、スージングスキンバーム。オーガニックへの抜群のこだわりが安心できるのだとか。食べること、神社巡りが趣味。健康面ではストレスをためないこと、忙しい日が続いたら素早くケアをすることを心がけている。

 

MAYAさん

お気に入りのアイテムはBeeMine(ビーマイン)のリカバリーバーム。絶滅危惧種のミツバチへのサポート活動を企業をあげて行っているところ、パッケージの可愛らしさがリピートに繋がっているそう。趣味は旅行、植物鑑賞。健康面では食事の栄養バランスを重視。体形維持が難しくなってきたのが最近の悩み。

 

——この度は貴重なお話をありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。早速お話をきかせてください。

 

Q1. 初めてCBDを知ったのはいつ頃ですか?また、その時点でどういう印象がありましたか?

 

MAI:CBD販売の仕事に就くことになって初めて知りました。麻から取れる成分って何??と不安と好奇心が混じる感じでした。

 

MIKI:5年程前に、有名な雑誌のモデルさんが海外移住先でCBDに出会い、飲むと元気になると発信していたのを見て知りました。

 

MAYA:初めて知ったのは3年程前。リラックス効果を感じられるというのが神秘的に感じました。

 

Q2. ヘンプナビブースをめがけて来店されたお客様が最初に探す商品では何が多いですか?また、最終的に購入されるのは同じ商品ですか?

 

MAYA:多いのはCBDリカバリーバームで、ご説明してそのまま購入されることも多いかなという印象です。

 

MAI:そうですね。あとインナーケアとしてCBDオイル、もしくは鎮痛ケアのCBDロールオンが多い印象です。お話を聞いていると必要なものがみえてくるので、具体的なお悩みがある方は一緒に考えた結果、最終的には購入する商品が変わることもあります。

 

MIKI:睡眠でお悩みのお客様が多いので、インナーケア(CBDオイル)を探しにこられる方が多いです。肩こりや安心感からも眠りは促せるので、リラックスできるものとして塗るタイプをご紹介することもあります。

 

Q3. 「大麻とは違いますか?安全ですか?」という質問に対して、どう答えていますか?

 

MAI:日本で言われているいわゆる大麻はTHCと言われる成分を含んだもので、これはCBDの成分とは異なることをまずお話します。原料にする部位も違います。CBDは茎や種子から抽出していて、THCはそれ以外の部分から。WHOが健康や美容、医療に役立つ成分であることを発表していて、ここに並んでいるものは厚生労働省へ申請して輸入したものです。ということも。

 

MIKI:厚生労働省の手続きを行い、販売しているものであること、大麻とヘンプの違いについて具体的にご説明しています。うちの製品はオーガニックにこだわっていることもお伝えし、人間がもつECS*の説明に繋げます。

 

ECS=体調節機能 内因性カンナビノイド系(Endocannabinoid system、略してECS)。人間および哺乳類の体内に備わっている身体機能で、食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などの調整機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。

 

MAYA:ヘンプという麻(アサ)科の植物から抽出された成分で、残留した違法な精神活性化成分(THC)は除去されている。国の審査を通過した、依存性のない安全な成分です、という説明の仕方をしています。

 

Q4. その答えに納得してもらえた場合とそうで無い場合では、どんな理由があると思いますか?

 

MAI:麻に対するイメージの悪さの度合いで変わってくると思います。

大抵納得していただけますが、よくわからないものは使いたくないという不安な気持ちはわかるので、まだこわいと思う方にはヘンプナビ公式サイトを開いて、ブランドの説明のページやCBDについて詳細に書かれたWHat's CBD?ページをご案内します。一度読んでみて、ちゃんと知って安心できてから、必要なら使われたらよいと思いますよ、気になるものがあればその商品について改めてご説明しますね、とお伝えしてます。

 

MIKI:販売先が有名な百貨店である事、大学病院で癲癇(てんかん)の赤ちゃんにも使用された実例をお話すると信頼いただける場合が多いです。

ご納得いただけない理由はやはり「大麻=薬物」というイメージが強すぎるのだと思います。

 

MAYA:不安が残る方は、「具体的にどんな環境でヘンプ栽培、製造されているかも深く知ってからCBDアイテムを使用したい」という結論に至ったりします。それって実はヘンプナビの精神と同じなんです。たとえばヘンプタッチは栽培環境から公開している唯一のブランドなので、そういう方には安心してもらいやすいかなと思います。安全につくられているということが何より大切だと私も思います!

 

Q5. CBDについてどんな質問が多いですか?

 

MAI:1日にどのくらい使えばいいか、どのくらい飲めばいいか、使用法についてですね。

 

MIKI:何に効果があるか、1番濃度の高い商品や1番効果のある商品はどれか、といったご質問が多いです。

 

MAYA:「日本製は、日本で栽培されてるヘンプを原料としていますか?」という質問も多いですね。

 

Q6. その質問に対してどう答えていますか?

 

MAI:薬ではないので、少しずつ試しながら体感を得られる量を探ってもらえるように伝えます。例として「私の場合は…」とか、リピーターのお客様に聞いたケースなどを伝えつつ、CBDの適量は一人一人違うものの、一般的な量の話もします。

 

MIKI:まず、ティンクチャータイプ*と塗るタイプ、スキンケアと大きく3つに分けられること、それぞれの特徴をお伝えしています。

 

MAYA:日本製でも原料は海外から輸入されています。とお答えします。日本で原料は作れませんので。

 

*CBDオイルの形態の1つ。飲むタイプ、ドロップタイプともいいます。

 

Q7.初めてCBDオイルを購入される方はどの商品を選ぶことが多いですか?

 

MAI:最近はリカバリーバームですね。身体のこりをほぐすクリームタイプで、使うイメージがしやすいのと、体感が早いということ、ハーブ系の良い香りというところで、ここから「CBDいいな」と思われる方が多いかなと思います。

 

MIKI:CBDオイルだと10%の入ったヘンプタッチのインナーサポートキットだと思います。

 

MAYA:単品で定番だとヘンプタッチのCBDオイル5%も多いですよね。

 

Q8. 最近は、どういうお悩みでCBD製品を探す方が多いと感じますか?

 

MAI:肩こりやこわばり、痛み、自律神経の乱れに悩んで辿り着く方が1番多いんじゃないかと。

リラックス用でグミや香り付きのローオンを探しに来る方も多いですが、残念ながらうちでは取り扱っていないので、お話を伺って解消できそうなアイテムをご紹介しています。

 

MIKI:最近は偏頭痛、くいしばりに悩まれている方が多い印象です。

 

MAYA:偏頭痛は多いですよね。肩こりもやっぱり多いです。みんな疲れていますね...。

 

Q9. 別ブランドのCBDを使ったことがある方がヘンプナビセレクトの商品を購入する時、どの商品を選ぶ傾向がありますか?またその理由はなんですか?

 

MAI:伊勢丹ビューティーアポセカリーには他にも様々なブランドのCBD製品が並んでいますので、別ブランドを使っている方ももちろんいらっしゃいます。別ブランドを使っている方にも機会があればヘンプナビセレクトの製品のメリットをお伝えして、気に入っていただけたれば、という感じです。どのブランドにも個性がありますから。

例えばリカバリーバームはエンドカのユーザー様にもテクスチャーの違いが人気です。RSHOグリーンも他ブランドにはない作り方なので興味からご購入に至ったり。

 

MIKI:乗り換え的なものだと、CBDオイルの30%(ヘンプタッチ)でしょうか。他のCBDオイルは効果を感じなかった、味が美味しくない、などの理由があります。

 

MAYA:他社のCBDグミを試して体感が得られたので、リラックス用にCBDオイルも試してみたい、という理由が多いかな。3%〜5%あたりの低濃度タイプを選ばれる傾向があります。

 

Q10. お客様がどの商品を選べばいいか迷う時、選び方をどのように説明していますか?

 

MAI:まず、お悩みによって適切な商品が違うことをお伝えします。鎮痛、肌質改善(抗酸化など)だとまずは外側から塗るものを。睡眠のサポートや自律神経の乱れだとインナーケアをおすすめします。

私の場合はこうやって使って、これはこういうところが良いと実感していますとか、使用感やどんな時に使っているかなど他のお客様から聞いた具体的な実践内容をお話したりして、リアリティーを感じてもらえるようにしています。

 

MIKI:同じくです。お悩みを伺ってから、続けやすいものを選ぶのもいいですよ、ということも。

 

MAYA:肩こりや肌トラブルだったり、身体の表面に近い部分のお悩みなら塗るタイプ、リラックスや睡眠に関するお悩みは主に飲むタイプのCBDが向いていますよ、とご案内しています。

 

Q11. CBD経験者の方は、何のためにCBD製品を使っている方が多いですか?

 

MAI:コンディションを整えるというより、具体的に悩みのある方が多いかもしれません。頭痛持ちとか。

 

MIKI:偏頭痛、食いしばり、睡眠のお悩み、パニック障害で困っている方が多いかと。

 

MAYA:やっぱり「睡眠の質を向上させるため」が1番多い印象です。

 

Q12. 実は皆さんのご対応、高評価です。接客で心がけていることはありますか?

 

MAI:うれしいですね!私は、まずお客様がお買い物しやすい空気感をつくること。買わなくても居心地悪くならないように、丁寧な対応するように心がけています。

 

MIKI:お悩みをよくよく聞いて、使い続けることができるもの、お客様にとって今1番必要なものは何かなどをご案内して、CBDの特徴を活かせるように、と考えています。

 

MAYA:ご提案した商品を使うことでどうなるのかをイメージしていただけるように、経験や事例など具体的にお伝えするようにしています。

 

Q13. CBDアイテムライン(インナーケア・スキンケア・ボディケア)で接客を得意とするものはなんですか?

 

MAI:リカバリーバームは見た目もかわいい、伝えやすい、体感がいいのでまずはここからおすすめしています。

 

MIKI:ボディケアで、ヘンプメッズのサルヴが得意です。私も入社する前から愛用しているので細かいこともお伝えしやすいからだと思います。

 

MAYA:スキンケアでスキンバームのバリエーションに悩む方が多いのですが、これを選びやすいようにするのが得意です!

 

Q14. CBDを購入されたお客様から言われて嬉しかった言葉はありますか?

 

MAI:「この前教えてもらって購入したものがとても良かった!」というおっしゃっていただけること。最適な商品をご案内できたんだ、という実感もが持てるので。それをきっかけに別の商品にも興味を持ってもらったり、リピートしてもらえたときはやっぱり嬉しいです。

 

MIKI:「来店してよかった。」というお言葉です。「説明がわかりやすかった」「肩凝りや偏頭痛が楽になった」とか、嬉しそうに感想を伝えていただけることが多くて、そういう時は私も嬉しくなります。

 

MAYA:「薬でも治らなかった悩みが改善された、使って良かった!」というお声が私は嬉しいです。悩み続けることってつらいので、それを助けることができたんだなあ、と、感無量です。

 

Q15. ヘンプナビ取扱ブランドのメリットとデメリットは何でしょうか?他のブランドとの明確な違いは感じますか?

 

MAI:それぞれのブランドとしてのこだわりをちゃんとWEBサイトで紹介しているところ、他社は雰囲気が素敵だったりはするのですが、作られ方や中身についてしっかり説明しているところが少ないので。

デメリットとしてはパッケージ。見た目がもう少し日本人好みなものだったらなあと。女性のお客様も多いので見た目は大事だなって販売側としても思います。

 

MIKI:シンプルに確実な品質の良さです。デメリットはデザイン性...。かわいいパッケージの方がやっぱり人気な傾向があります。

 

MAYA:メリットは、1つのブランドに絞られないので提案の幅やお客様の選択肢が多いということ。デメリットは選択肢が多すぎて逆に選ぶのが大変ということかも。わたしも、ついつい愛用品に説明が偏ったりしてしまいます。

 

Q16. ご自身でもCBD製品を使われているんですね。

 

MAI:売るからには自分もしっかり理解しておきたので、販売しているものはかならず一度は使ってみてます。今はスキンケアをフルステップで、オイルはスプレーのチョコフレーバーとRSHOグリーンを使い分けています。

 

MIKI:CBDオイル、スキンケア、ボディケア、全てヘンプナビセレクトのものを使っています!

 

MAYA:CBDオイル、スキンケア、ボディケアはサルヴは愛用してます。

 

Q17. CBD製品を使う理由はなんですか?

 

MAI:薬ではなく天然のもので症状を和らげることができるのは、とてもいいなあと思います。

 

MIKI:メンテナンスになるので、日々の暮らしが豊かになるところです。健康第一。

 

MAYA:薬に近い効果も体感できるのに、副作用が無く常用しても安心なところだと思います。お客様からも同じご意見をいただきますよ。

 

Q18. CBDオイルの濃度別で、おすすめの使い方をお聞きしました。

 

【低濃度帯】睡眠の質を上げたい時。健康状態を維持したい方。ギフト用にも。

 

【中濃度帯】リラックス用。不眠が続いている時など。悩みが強くなっても調節しやすいのがメリット。

 

【高濃度帯】効果をしっかり実感したい時、お悩みを早めに改善したい時。ストレスが溜まってしまっている時など。

 

Q19.癲癇(てんかん)のお悩みで来店される方はいらっしゃいますか?

 

MAI:店頭では一人いらしたかな?…というくらいです。あまり多くはないです。てんかんに関してはヒアリングに時間がかかることもあるので、公式サイトの問い合わせフォームからご相談いただく方がベストかもしれません。

 

MIKI:てんかんではないのですが、以前パーキンソン病を患っているご夫婦の接客をしたことがあります。各ブランドの違いを説明し、ヘンプタッチのCBDオイル30%濃度を試されたのですが、摂取後、15分で震えが止まったことの衝撃を今でも鮮明に覚えています。旦那さまもビックリされた様子で、嬉しさと驚きと、、、鳥肌がたちました。

 

MAYA:ペットのワンちゃんのてんかんについて、お電話にて相談を受けたことがあります。

 

Q20. 時代の流れによってお客様の好みや悩み、重視するポイントは変化し続けています。今、自信を持って商品を販売することができていますか?

 

MAI:リピーターの方がいるということはそれだけ効果を感じているということだと思うので、ちゃんと誰かの役に立てる商品なんだ、と思えていますよ。私もそうですし。

 

MIKI:自信を持って販売することができています。私自身、友人へのプレゼントとしてもよく選んでますが、とても喜ばれます。

 

MAYA:体調のバランスって何気ないことで傾きますよね。肌ストレスなども、日常的なお悩みを改善するのって意外と難しい。CBDは一般的なケアでは解消されない場合も手助けできる唯一無二の存在だと思うので、時代の変化にかかわらずおすすめできると感じます。困ったらCBD!

 

おわりに——

CBD製品はパッケージだけではわからないことばかりで、「会話を通して説明してもらえる」「わからないことを聞ける人がいる」というのはとても頼もしいです。

販売スタッフの皆さん、この度は貴重なお話をありがとうございました!

 

CBD製品について詳しく知りたい方は各アイテムのご説明ページも参考にされてみてください♪

 

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